低馬力の木工旋盤でコアリング |
マクノートン到着。
注文キャンセルでも出たのか?ずいぶん早かった。二月上旬入荷予定だったし。
今回の配送はfedex。
通関前に「個人使用の個人輸入ですか?」と二回も電話かかってきた。
以前うっかり会社名出してしまったからかしら
そんなに念押さなくても個人で使うものですよう。
さて工房にある大きな方の旋盤、DELTAに取り付けてみる。
46-715の2型、モーターパワーアップ版。
とはいえ出力1.5馬力。
コアリング作業は3馬力必須と言われるが、さてさて?
刃のカーブに沿ってきちんと切り進めば切削抵抗は少ない。途中でおかしな角度に切り込んだり刃の横っ腹が支えたりするとしんどくなる。
硬い材料なら尚更。
そんなことは理解しているがマクノートンはフレキシブルでアバウトなガイドに湾曲もしくは直刃の組み合わせ。
材料をガーーーッと回して刃を突っ込むとそうそう毎回理想的に切れるものでもないし。気を付けてても刃の幅より大きめの切り幅になるし。
支点固定してぐるっと回すワンウェイとかウッドカットツールとかの方がきっと簡単にコアリングできることでしょう。
これらも検討したけど細かい部品が多そうで自由度低そうでセッティングに時間かかりそうなので今回はパス。
いつか買うかも?
そして表題の低馬力旋盤でコアリング、with theマクノートン。
結論としては
切り方に気をつけてうまくやれば馬力低くても硬い材料でも切れます。
というか
切れるよううまく使う、という方が正しいかな
心持ち高回転でそれを維持しながら刃を当てて切り進むような使い方。
何がなんでもこれをやるには高馬力の旋盤でないとダメ、てもんではないです。
ハイスペックなツールを所有して使うこと自体が、いい腕前のひとつだと思っています。
同時に、ハイスペックなツールに頼ってばかりでは中身が薄っぺらいかなとも。
私は木工の作業とそれを教えることが生業ですので、
どんな道具や工具が出てきてもたとえそれしかなくてもうまく扱って製作するのが目標で理想です。
それにはもっと色々見聞を広めないとね