DIYアドバイザー受験。 |
役に立つかどうかはさておき木工の先生として活動するからには
こういうのも持ってる方がいいかなと。
木工屋で建築業者で電工で農業園芸勉強してきてて趣味が何かをつくることや修理をすることであるためDIY的な作業をするには何も問題がないのですが、
先生たるもの見聞を広めていろいろな知識を蓄えておかねばね。
本当のところは、当初行くはずだった人から願書をもらったのがきっかけ。
学科試験。
過去問をやっとけばいいかなと軽く考えていました。
忙しすぎて、気がつけば試験4日前でした。かるくハンドブックを流し読みしました。ダメだったら仕方ないかなくらいで。
結果↓
微妙な感じで一次学科突破
ハンドブック(分厚い方)と、ハンドブック技能編からも出題あり。テスターの使い方とかそのあたり。
道具や部品など、普段使っているものばかりなので簡単かと思いきや。協会のテキストに沿った内容で覚えないといけません。
「この道具、こんな名前で呼ばへんやん」とか後で言わないように。
時には商品名そのまま出題されたり。
とにかくテキストありきです。
自己流ではまずいのです。
学科の過去問題は、だいたいこんな感じなのかと参考程度に見ておくのがよろしいかと。
学科からずいぶん間があき実技試験。
またまた忙しすぎて気がつけば…
過去問題を見てどんなのが出題されるのかだけ確認していざ試験へ。
やったことのない作業は無いので大丈夫かなと。
出来栄え云々よりも完成させること、指示通り作業することが大事だとどこかで見たような気がする。後で見たらテキストにも書いてあった。
なんせ作業時間は各10分しかない。
↑一問目。
用意されたノミの刃がボロボロです。ノコギリみたい。
手で触っても切れません。
初っ端からなんだか悲しくなりました。砥いであげたいです。
ノミでの薄削りはできないなと、鉛筆墨を残す予定から線を半分切る方向へ。
手でスコンと入るようにしました。当て木使わなかった。ぎゅっと効かせた方が良かったかな。
5分弱でおわる。
↑2問目。電動工具の試験。
充電式ドリルドライバをつかう。リョービのBD。
ドリルは調整して使用すること、とありました。
トルク低い機種なのでクラッチは要調整。というかずっとドリルモードでいいような。
穴あけの際にはいちいちクランプしないといけない指示。まあこれは仕方あるまい。お手本となる作業をしないといけないのだ!
木ダボはのり付けせず埋めるだけ。
そのまま入りそうだったけど角殺しました。
スターMの座繰りキリがなかなか良かった。今度探してこよう。
そういえば、木で組んだ低いウマみたいな台みたいなのが一組あったんだけどあれは使わんよね
↑3問目。
打掛とラッチをドア側へ、受けはドア枠へ付けました。
打掛はウデを受け側のネジでロックできる位置に。
ここでも充電ドライバ。下穴開けてタッピングビスどめ。
墨つけて一気に穴をあける。そしてビス望ませて少しずつ締め込み取り付け。
端からの位置指定以外はとくに測ったりせず付けてみました。
6分くらい。たぶん時間は競わないし問われない。
業務だと手早くやらないと日が暮れちまうが先生の立場ではそういう場面ばかりではない。
実技全3問。なんだか木工周辺の出題に偏っている気もする。
違う日時の試験も見てみたいような。
壁紙や給排水やりたかったな。
実技試験は、この手の作業を全くしたことのない人は少々お金かかるけど講習会に行っておいた方がいいと思う。
遠くて行けない人はちょっと気の毒だけど。
少し腕に覚えのある人だったら、過去問題見て道具と材料買ってきて練習すれば十分できるはず。
腕に覚えがありすぎる人は、驕るなかれ。
調べたところによると、採点ポイントが各問題4箇所だとか。
そのうち一つは「完成させること」らしい。
続いて同日、面接。
職業と受験動機など。
家具職人だというと、なんでまたこの試験に?と。
教室ひらいてこれまで習得してきたものやDIYの楽しさを広めたいであります!そのためにはこの試験はおおきな通過点の一つだと考えておりますサー!と伝えました。
大きな目標があってよいですねとのことでした。
おそらくは受験動機がまともで普通に会話と意思疎通ができればOKなのでしょう。
これで試験全部終わり。
発表は12月中旬に郵送。
通ってるといいなあ。受験料高いもんなあ。
12/25追記
合格通知きました。
申請代金の振り込み要項も来ました。